わくわく♪ 貝殻通信

和歌山の海や大阪湾で採集した貝殻を紹介します

オゴクダで貝殻拾い(2021年1月)


1月の採集記録になりますが、写真を見て思い出しながら書いております。(^-^;

この日は暖かかったのですが予想外に小雨が降ったり止んだりしていました。傘が無かったので冷や冷やしながらの採集です。

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風景

浜の打ち上げラインを見た感じでは、大きめの波が寄せて来たようですが、新しい貝が上がったというよりは、古い打ち上げラインを崩して去っただけのような気もします。よく分からないので、とりあえず波打ち際からスタートします。 (^-^)

しばらく歩いて何も見つけられなかったので、貝だまりに座り込んで探したら、これが出てきました。

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Favartia crossei 1873

このクシャっとした貝は何だろう? サンゴヤドリ科の何かだろうと思ったのですが、よく見ると、けっこう尖っています。kudamakiさんの「オゴクダの貝」で見たことがあるような気がすると思って調べたのですが、和名なしのFavartia crossei に似ているような違うような…。

【追記】Favartia crossei でした。教えて下さったKudamaki 様 ありがとうございます。

それから同じ所を掘ったら、

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ヤリノホツノマタ

ヤリノホツノマタは恰好いいですね。嬉しいことに、この後もうひとつ採集しました。

この後も波打ち際を探したのですが見つからないので、海が荒れた時に出来たと思われる上段打ち上げラインを見ていきます。

貝殻の溜まったところを掘り返すと、

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キングチムシロ

老成したキングチムシロが出てきました。

そして近くに

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オトメフデ

古いですが、大きなオトメフデです。(^-^)

あまり写真を撮らなかったので、早くも最後ですが、

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カノコダカラとテンロクケボリ

マメウサギだと思ったら、カノコ模様が残っていました。小さなテンロクケボリと比べて、この大きさです。

丸々として老成しているのにサイズは13mm。私にとっては驚きのサイズなのですが、調べてみると一桁台のカノコダカラを採集している方がいらっしゃるようです。これにはびっくりしましたー。(@_@) いるんですね、そんな子が。

今日の寄せ集め★  ルリガンゼキも拾っていました ♪

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成果

ミウサギガイ科が思ったよりも少ないですね~。それでもオゴクダらしい貝殻を色々と見つけられたので嬉しい採集でした。(^^)/