4月の初めに行った貝殻拾いの記録をまとめました。時期的には潮の引いた磯を歩いた方が面白いと思うのですが、今回も打ち上げ拾いに徹しています。(^-^;
まずはオゴクダから。浜に降りると先客が1人。何か残っているといいな~と思いつつ探すも、なかなか見つからない。貝砂が波に持っていかれて岩がむき出しになっている所が多い感じがします。これは厳しいぞ…。(>_<)
ようやく見つけたのは、
満潮ラインに小さなタコブネが落ちていました。前日、風が強かったので打ち上げられたみたいですね。ほぼ同じラインでクリイロカメガイも見つけました。
それから、
最近、見かけます。この後、色の濃いきれいな個体を見つけました。無い時はいくら探しても見つからないのに不思議ですね。
この後は磯の方も探しましたが、見つかりそうにもないので終了しました。
小さなサザレイボボラを初めて見つけました。フジツガイ科の中では最小サイズで、10mmもありません。普通は貝砂の中から見つかるようですが、あまりにも貝が無いので砂をぼんやり眺めていたら目につきました。嬉しいような悲しいような…。
虫眼鏡で見たら、確かにイボボラと同じように歪な形をしていましたよ。
物足りなかったので、近くにある砂浜に寄ってみると、
木くずをひっくり返したら出てきました。他にも探している貝があったのですが見つからず…。
また別の所で、
貝殻ではありませんが幾つか見かけました。(^-^) 紀伊半島以南に分布しているので、南紀ならではという感じがして見つけると嬉しいです♪ 磯の浅瀬に生息しているようなので、いつか観察してみたいなぁ。
他には、
カモンダカラやハナマルユキ等の幼貝が打ち上がっていました。ツヤツヤしていて綺麗ですね。
次は大阪湾の河口です。
まずは、
ツガイは海藻をめくったら付いていることが多いです。
この後、貝だまりを掘ったら、
大阪湾では、他所から砂を持ってきた海水浴場で擦れて白くなったものを拾っていましたが、新鮮な感じの個体は初採集。(^-^) 伊勢湾~九州西岸に分布していて、潮下帯の砂泥底に生息しているそうです。
汽水域の泥っぽい場所にはフトヘナタリがいました。
しっかり蓋を閉じて水が戻ってくるのを待っています。
最後に、別の河口で見つけたのは、
ハマグリみたいに大きいんだけど~。小さなイソシジミはよく拾いますが、大きいのは初めて。チヌ釣りの餌として流通しているようです。
内湾に棲む貝の採集も面白いので、また散歩がてら出掛けたいと思います。(^^)/