年が明けてから串本にお邪魔してきました。11月以来、久しぶりの貝殻拾いです。しばらく風の強い日が続いていたので、打ち上げに期待しています。
干潮に合わせてオゴクダ浜に降りると先客が数名。とりあえず、人がいない方面の波打ち際から見ていきます。
まずは、
この日は黄色っぽいソナレイモを3つ拾いました。どれも小さいですが、色鮮やかで綺麗な個体でした。オゴクダに来たな~と実感します。(^-^)
そして、
小さなマユフデ。甘納豆みたいで可愛い ♪
この後は反対側へ移動しました。
波が高かった時の満潮ラインが面白そうな感じ。
じっくりとレア貝を掘り出したかったのですが、寒くて集中力が続きません。うろうろするばかりで時間が経ってしまいます。(>_<)
何も見つからないなぁ~と思ったら、これが落ちていました。
でかっ! これまでに小さなシロカメガイを拾ったことはありますが、クリイロカメガイは初めて! 10mmありました。大きくなる種類のようですね。
大量漂着をするという話は聞いていましたが、私もようやくお目にかかることが出来ました。見つけたのは1つですが…。
【追記】
当初はクリイロカメガイだと思っていたのですが、コメント欄でカメガイではないですかと教えて頂きました。「オゴクダの貝」さんや、図鑑で確認したところカメガイだと判明しましたので訂正致します。本物のクリイロカメガイはもっと丸っこくて茶色でした。
Kudamakiさん、ありがとうございました!
カメガイを拾って喜んでいたら、近くに
新鮮なタコブネ! ほぼ欠けなし。今まで一度しか出会えていないので、嬉しい成果です ♪ クリイロカメガイにしてもタコブネにしても最近の強風に煽られて漂着したみたいですね。他にも浮遊系が上がっていないかな~と探してみたけれど、無かったです。
最後にオゴクダのお姫様が出てきてくれました。
この後、時間が余ったので近くの産地に寄りました。潮が引いた磯を歩いていると、
この場所では時々見かける小さなマクラガイ。
そして、
これは殻頂が滑層になっているのでヌメリマクラだと思います。うっすらと艶が残っていて状態の良い個体です。(*'▽')
最後は、
桃色のキンギョガイ。色がきれいですね。割れていることが多いので綺麗な個体を見つけると嬉しい ♪
今回の採集では、レア貝こそ見つけられませんでしたが、ふだんお目にかかれない浮遊性の貝殻に出会えたのでラッキーだったと思います。(^^)/