3月の後半に南紀へビーチコーミングに出かけました。2日分をまとめて紹介します。
まずは、干潮に合わせてオゴクダ浜へ。春なので潮がよく引いています。古い打ち上げラインは探し尽くされて期待出来ないので、波打ち際を探しました。
まずは、
きれいなハレヤカオトメフデ。
そして、
鮮やかなオレンジ色をしたソナレイモ。
次に、
小さいですが最近よく見かけます。
掘ったら出てきたのは、
今まで拾った中で一番状態の良い個体です。
それから、模様がお洒落な…
最近は大阪湾で採集していたので地味な色の貝殻ばかり拾っていましたが、オゴクダの貝殻は小さいながらも色鮮やかで良いですね。(*‘∀‘) 初拾いはありませんでしたが楽しい採集でした。
その後、近くの砂浜へ移動すると、
大きな骨です。牙のようにも見えますが、実際のところはウミガメあたりの骨ではないかと…。
そして今回の初拾いは、
今までどこに行ったら拾えるんだろうと思っていたキバタケ。こんな所にゴロンと落ちていました。状態はあまり良くありませんが、75mmで今まで拾ったタケノコガイ科の中では一番大きいです。(^^)
次は、別の日に白浜町へ行った時の成果です。最近はもっぱら雑踏を避けて、車で家から浜への往復直行便です。
まずは、
模様が美しいチヒロガイ。わりと見かけますが色褪せたものが圧倒的に多いですね。
そして、ここでは定番の
打ち上げラインを掘ったら出てきたのは、
そして、
殻頂がわずかに欠けていますが、これだけ状態の良いコニクタケは初めて拾いました。
砂利の浜を掘ったら…
大好きなミノムシガイ科です。ムシロオトメフデは角ばったフォルムが格好良いです。(^^♪
それから、
ヨロイツノブエはたくさん落ちていますが、今まで名前を知りませんでした。そして拾った時、右側にある貝の正体が分かりませんでしたが、よく考えてみたらトウガタカニモリですよね。殻口が欠けているし色も薄いので、別物だと思っていました。(+_+)
近くの砂浜に寄ってみると、
白色のベニガイかもしれません…。
そして、たくさん落ちていたのは、
殻が薄くて、淡雪みたいに儚げな貝殻です。何度か見かけたことがありますが、巻貝にしか興味を持っていなかったので名前を知りませんでした。最近は二枚貝を拾うことも楽しくなってきたので、知識を増やしたいところです。
この日はとても寒い日で、ダウンジャケットを着ていても夕方の冷たい風に耐えきれず、日没前に終了しました。大きな成果こそありませんでしたが、ビーチコーミングを満喫しました。
今は昼間に潮がよく引く時期なので、磯や浜を歩くだけでも、わくわくしますね。