最近、何度か出かけたので6月の成果として、まとめて記録しようと思います。(^^)
まずは串本町の磯です。この日は蒸し暑くて、長靴が蒸れるし、お茶がすぐに無くなるし、手の甲が真っ赤に焼けるしで、夏の磯歩きのハードさを久しぶりに体感させられました。熱中症に気を付けなければいけませんね。(*_*)
最初に、
殻頂が残っているものは久しぶりに見つけました。
それから、合弁の二枚貝がゴロンと、
アラヌノメガイが多い所ですがヨロイガイ 時々、オオヌノメガイも見かけます。この貝を見ると「南紀に来たな~」と思います。
【追記】当初はヨロイガイとしていましたが、オオヌノメガイに訂正します。オオヌノメガイについては「オゴクダの貝」に、ヨロイガイについては「図鑑を作る(二枚貝編)」に掲載されています。kudamaki様 ありがとうございました!
そして、タイドプールを覗くと、
南紀を代表するタカラガイですね。擦れたものは落ちていますが、未だにフレッシュデッドは見たことがありません。いつか拾ってみたいものです。(*‘∀‘)
おや? 岩の上で日向ぼっこをしていたのは、
ヤドカリでした。ジュセイラとは豪華なお宿ですね。(^^♪
うん? キラリと光って見えたのは、
殻表がツルツルなのでミガキシタタリだと思います。日本近海産貝類図鑑の分布は奄美諸島~沖縄となっていますが、南紀では以前から採集出来る種類のようです。
干潮時刻を過ぎて潮が戻り始めた場所で、
あーーー!
大きさ100mmの亜成貝です。惜しい…あともう一息で成貝になれたのに。成貝に出合いたかったー。
それから、波打ち際の打ち上げラインで、
擦れていますが、白地に赤色の模様が美しい貝殻ですね。
その後も磯を歩き回ったのですが、写真を撮ろうと思うものが無かったので切り上げました。次は別の場所での成果を紹介します。
少し前に海が荒れたようで、砂浜には良い感じの打ち上げラインが出来ていました。ぽつりぽつりと南紀らしい貝殻が見つかります。
シオボラは殻口の内側がきれいですね~。
さらに水管の残った個体も追加。(^^) これは嬉しい。
この場所では初めての、
嬉しかったのは、こちらのマクラガイ。
欠けのないホソコモンマクラ コモンマクラは初めて拾いました。(*‘∀‘)
【追記】当初はホソコモンマクラとしていましたが、天体X様より、コモンマクラではないかというコメントを頂きました。
コモンマクラは丸みが強く肩部がなだらかに螺塔に連続していることが特徴だそうです。少し肩部が張っているホソコモンマクラに対して、拾ったマクラガイを見てみるとかなり撫で肩なので、コモンマクラに訂正します。沖縄以南に分布している貝のようなので、串本でお目にかかれて光栄でーす。\(^o^)/
海藻をめくって出てきたのは、殻の薄い子達。
ベニシボリは久しぶりに拾いました。手毬みたいで可愛い。(^^♪
さて、今回はここまでです。次回は「6月の貝殻拾い♪ まとめ②」として、別の場所での採集を記録します。(^^)/