少し前の話になりますが、熱帯低気圧の影響で海が荒れたようなので、オゴクダへ行ってきました。期待して浜に降り立ちましたが、8月末から9月の台風で出来た打ち上げラインはすでに拾い尽くされた感じ (T_T)
とりあえず大潮の満潮ラインを探すことにしました。するとこの時期らしい貝殻がポツポツと落ちています。
海が荒れた後には、割れの無いオボロセコバイが落ちています。オゴクダ以外ではあまり拾えない貝だと思います。次に、
ジュズダマダカラもオゴクダ以外では拾ったことがありません。
小さいですがミカドミナシ。海が荒れた後に、8㎝くらいの大きなものを拾った人もいるそうです。
擦れていますが、綺麗なピンクオレンジ色をしているので目立ちます。次に名物の、
よく浜に来ているベテランさんによると、今年はよく上がっているそうです。
ロウイロヤタテも台風の後には見かけます。そして、いちごミルク色が目立つのは
マメサンゴヤドリは今まで拾った中で一番大きな個体でした。
それから
オレンジオトメフデの分布は沖縄以南となっていますが、結構落ちています。
台風の後に見かけるイモガイ科をまとめて
そして嬉しかったのは
模様が綺麗に残っています。これはキンランイモですが、ベテランさんによると、ハナイモを拾った人がいるそうです。
一番嬉しかったのは、
話をしている時にベテランさんが見つけましたが、私が拾ったことがないと言ったら、なんと下さいました。有り難うございます!
オゴクダには、オキニシ科の貝殻もたくさん落ちていますが、クロミオキニシは珍しいようで見つけたことがありません。実物を見てみてると、殻口が黒くて、思っていた以上に形がゴツゴツとして厳つい印象。この形をしっかり覚えて、今度は自分で見つけたいです。
初拾いといえば、帰る直前になって満潮ラインに落ちていたのが
尻尾の部分が割れずに残っているツバメガイの合弁。水深10m~30m辺りでヤギ類に付着しているようですが、特に珍しい貝ではありません。でも、砂利浜のオゴクダで尻尾が割れずに残っているのがスゴイ!誰かが潜って水中で拾って、浜に置いて行ったのかもしれませんね。
珍しい貝は見つかりませんでしたが、台風後らしい内容だったので記事にしました。ちなみに後日行った時には、遠方から来ているベテランさんがイトマキオトメフデを拾っていました。初めて見た-(@_@) 見つけられないだけで、本当はお宝が落ちているんですね。ちなみに、極意は掘ることだそうです(>_<) 面白いものが拾えたら記事にしたいと思います。
気になった貝の詳細はこちら ↓ ↓ ↓