小春日和になりそうだったので久しぶりにオゴクダに出かけました。干潮時間に到着すると、すでにベテランの方が2人来られていました。残り福にかけましょう。
全体を見た感じでは貝だまりが少ない印象です。少し前に低気圧の影響で海が荒れたようだったので期待していたのですが、浜には影響がなかったのでしょうか。取りあえず斜面の貝だまりを探っていきます。
岩の足元にコロンと落ちていたのは
模様が残っているウミナシジダカラ。
次に表面を軽く引っ掻いてみると、
マユフデが出てきました。それから、
小さなベッコウフデ。そして、
またまた、マユフデ。この後、さらに小さいマユフデを追加しました。そんなに落ちている貝殻ではないので、3つも採れるのは珍しいです。
貝だまりの表面には欲しい貝殻が落ちていないので、この後は掘り返していきます。すると、
久しぶりのルリガンゼキ。棘は擦れてなくなっていますが、うす紫色のきれいな貝殻です。俄然やる気が出てきました。そして、
すこし古いですが、ヤリノホツノマタ。これも嬉しい。海が荒れた後に拾える貝殻だと思います。
結構、掘り返して出てきたのは、小さな小さな、
Mitra kantoriです。うす黄色の殻頂がチャームポイント。鮮やかな赤茶色が美しいですね。
この後あちこち掘り返してみたものの、欲しい貝殻が出てきません。自分の腕を励ましながら掘り返して出てきたのは、
ウミクダマキ。状態の良いものは少ないです。地味ですが、漆塗りのような質感が好きな貝殻です。
午後4時を過ぎて寒くなってきたので、これにて終了。
初採集はありませんでしたが、色々な貝殻を見ることが出来て楽しかったです。家が近くにあったら頻繁に様子を見られるのになーと、いつも思います(+_+)