わくわく♪ 貝殻通信

和歌山の海や大阪湾で採集した貝殻を紹介します

和歌山の貝 ヒメメノウイモ(Conus monachus,1758)


2019年 すさみ町 打ち上げ 35mm

f:id:sangootome:20200104001127j:plain

f:id:sangootome:20200104001122j:plain

ヒメメノウイモ(Conus monachus,1758)

【分布】紀伊半島からメラネシア 
【生息】潮間帯~水深20m
【打ち上げ】あまり上がらない

台風の後、磯の貝だまりに落ちていました。かなり擦れていますが初拾いです。瑪瑙のような縞模様と、肩から下にある点線が特徴です。他にも似たような名前で「メノウイモ」と「メノウイモモドキ」という貝があります。

メノウイモモドキは、ずんぐりとした形で、分布が沖縄以南となっているため、明らかに違います。メノウイモとヒメメノウイモの違いがよく分からず、どちらにしようか迷ったのですが、日本近海産貝類図鑑に掲載されていた写真と同じだったので、ヒメメノウイモにしました。メノウイモに比べて白黒交互の点々が沢山あるそうです。