わくわく♪ 貝殻通信

和歌山の海や大阪湾で採集した貝殻を紹介します

和歌山の貝 ナガシマヤタテ(Mitra paupercula,1758)

 

2018年 すさみ町 打ち上げ 21mm

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ナガシマヤタテ(Mitra paupercula,1758)

【分布】紀伊半島以南
【生息】サンゴ礁潮間帯~水深5mの転石
    死サンゴ下

【打ち上げ】あまり上がらない

すでに紹介しているコシマヤタテと同じ産地で、このナガシマヤタテを見つけました。

ずんぐりしたのはコシマヤタテ、細長いのはナガシマヤタテだと思っていましたが、ネットで検索すると長めのコシマヤタテの画像が出てきたりして、よく分からなくなりました。(+_+)

ざっくりとした見た目判断では間違えそうだったので、Kudamakiさんのブログ「オゴクダの貝」を拝見したところ、コシマヤタテは殻表全体に低い螺肋が出ていて、ナガシマヤタテは内唇の歯の辺りから水管にかけて螺肋が出ると説明されていました。

写真の個体は、歯から水管にかけて螺肋が出ているので、ナガシマヤタテで間違いないと思います。