わくわく♪ 貝殻通信

和歌山の海や大阪湾で採集した貝殻を紹介します

和歌山の貝 トンボイモ(Conus cylindraceus,1830)


2018年 串本町 打ち上げ 18mm

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トンボイモ(Conus cylindraceus,1830)

【分布】紀伊半島以南の
    熱帯西太平洋 
【生息】潮下帯~水深25mの砂底
    サンゴ片中、サンゴ下
【打ち上げ】紀伊半島では稀

満潮ラインを引っ掻いたらコロリと出てきました。サイズは小さいですが、拾えると思っていなかったので驚きました。

「トンボイモは10年通っても拾えない人もいますよ」とベテランさんが言って下さったので、すっかり有頂天に。こんなことがあるから貝殻拾いはやめられません!

ちなみにベテランさんは、ホシヤマオトメフデやフデイモの綺麗な個体を見つけていました。浜にはロウイロヤタテやベッコウフデがポロポロと落ちているし、FDのクチベニホラダマシもたくさん見かけました。この時すでに11月でしたが、まだ台風の置き土産が残っていたようです。

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トンボイモ(Conus cylindraceus,1830)