わくわく♪ 貝殻通信

和歌山の海や大阪湾で採集した貝殻を紹介します

和歌山の貝 アケボノキヌタ(Soletellina atrata,1857)


2018年 和歌山市 打ち上げ 58mm

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アケボノキヌタ(Soletellina atrata,1857)

【分布】東京湾以南 九州東南アジア       
【生息】潮間帯下部の砂泥底
【打ち上げ】たまに上がる

フジナミガイとよく似ていますが、アケボノキヌタは小判型(長方形に近い)で、殻頂が真ん中にあり、殻頂から後腹縁へ2本の白帯が走っているそうです。対してフジナミガイは楕円形に近く、殻頂が前方に寄っており、殻頂から後腹縁へ2本の白帯が不明瞭とのことです。

写真の貝は、殻頂が真ん中にあるのでアケボノキヌタとしました。