38度の炎天下でしたが、干潮に合わせて河口へ出かけました。昨年初めて見つけた南方系の貝、ヒメカノコを観察するために泥っぽい所を探していきます。
いつもの水たまりは土砂が流れ込んで干上がっていました。(+_+) 7月に降った大雨で砂州の様子が変わっているし、ヒメカノコは全部流されてしまったのかもしれない…と不安になります。
それでも別の水たまりでイシマキガイを見つけたので、しゃがみ込んで観察していると、見えました!
ヒメカノコが2匹! 木の枝にくっついているものと、地面を這っているものです。
ヒメカノコはイシマキガイよりも殻表の照りが強いので区別がつきますが、念のため蓋を確認すると、黒っぽい色をしていました。イシマキガイの蓋は肌色をしていて外縁が赤いので、これはヒメカノコで間違いありません。
昨年は5月に観察したので、小さくて丸っこいものが多かったですが、今はもう8月。ずいぶん成長して大きくなり、殻頂が伸びて細長く見えます。
一番大きな個体は12mmありました。
ヒメカノコは模様に多様性があって面白いのですが、ここで見られるのは黒っぽい柄が多いです。泥の中で派手な模様をしていたら、目立って仕方がないですよね。
近くにもう1匹。元気に動き回っています。泥を掬ったら、もっと見つかるのかもしれませんが、とりあえず生息していることが分かったので充分です。
長時間、日なたでしゃがみ込んでいると気を失いそうになるので、日陰のある場所で打ち上げラインを探しましたが、めぼしいものは見つかりませんでした。暑くてバテていますからね、見逃している可能性大です…。(^-^;
それでも帰る途中にビー玉を見つけたので、何とかお土産が出来ました。(^^)
少し大きめのビー玉です。不透明な空色は珍しいと思います。(*‘∀‘)
シーグラスには詳しくありませんが、手持ちの打ち上げビー玉を見てみると、透明な空色&緑色が一番多かったです。天然のフロスト加工が涼しげでいいですね。
短い時間でしたが、お目当てのヒメカノコを観察することが出来て良かったです。打ち上げ採集の方は、少し涼しくなってから再開しようと思います。(^^)/