わくわく♪ 貝殻通信

和歌山の海や大阪湾で採集した貝殻を紹介します

和歌山の貝 コモンマクラ(Oliva bulbiformis,1835)


2020年 串本町 打ち上げ 35
mm

f:id:sangootome:20200611175846j:plain

f:id:sangootome:20200720235019j:plain

f:id:sangootome:20200720235014j:plain

コモンマクラ(Oliva bulbiformis,1835)

【分布】沖縄?以南
【生息】潮間帯~水深20mの砂底
【打ち上げ】滅多に上がらない

拾った時は「やけに丸っこいマクラガイだなー。」と思っていました。図鑑で調べて「マクラガイではなくて、ホソコモンマクラかな?」と気付いたので、ネットで〈ホソコモンマクラ〉と検索すると、貝の記事は少なくて、やたらと枕や寝具の宣伝が出てくるので参りましたが (+_+)、「微小貝データベース」さんと、なおきさんのブログ「海の宝石箱」が紹介して下さっていました。

【7/22追記】
コメント欄にて、天体X様がコモンマクラではないかと教えて下さいました。
コモンマクラは、まるみが強くて体層肩部がなだらかに螺塔に連続していることが特徴だそうです。
あらためて図鑑を見ると、少し肩が張っているホソコモンマクラに対して、コモンマクラは撫で肩でした。写真の貝は撫で肩なので、コモンマクラですね。天体X様、有難うございました! 

砂の上に落ちていると小石みたいですね。

f:id:sangootome:20200722192404j:plain

f:id:sangootome:20200722192413j:plain